猫用・犬用キャリーケースの購入を検討するときに一番迷うのは「サイズ選び」です。生まれて間もない猫、犬を迎え入れるとき、多くの人は体の大きさに合わせて、小さめのキャリーケースを購入します。
しかし、それだとすぐに買い換えることになります。もし貴方がキャリーケースの購入を検討しているのであれば “現在” ではなく、数年後の “未来” を見据えてください。猫、犬はすぐに大きくなります。小さいキャリーケースではすぐに買い換えることになります。
大きめのサイズを購入して正解!
我が家では愛猫フェンのためにリッチェルの「キャンピングキャリー ダブルドア(Mサイズ)」を購入しました。このキャリーには “Sサイズ” と “Mサイズ” があります。結果的に大きめの Mサイズで正解でした。

我が家にフェンを迎え入れる時点では、まだ生後3ヶ月くらいでした。「体が小さいから小さめのキャリーでいいか」と考えていました。とはいえ、猫の成長は早いです。すぐに身体が大きくなります。
以下をご覧ください。我が家にフェンを迎え入れた当日です。まだ身体も小さく、キャリーの中で普通に座れています。子猫であれば Sサイズで丁度いいでしょう。しかし――

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――それから約1年後。身体も大きくなりました。体重は4kgほど。猫としては小柄な方です。それでもキャリーの天井に頭が付いています。

もし Sサイズを購入していたら、すぐ買い換えることになっていました。
小さいキャリーで失敗している人は多い
リッチェルのキャリーについて調べていると、小さめサイズを購入して失敗している人は意外と多いと知りました。
すぐにそのキャリーケースは小さくなる
(過去の自分にも教えてあげたいのですが)最初から大きい、成犬サイズにあったキャリーケースを買うべきです!「キャリーケースは体のサイズに合ったものを使いましょう!」とも聞きますが、個人的にはそれは「No」です。(中略)わんこはすぐ大きくなります!すぐにそのキャリーケースは小さくなるよ!!
【レビュー】子犬時に購入したキャリーケースがすぐ小さくなったので買い直し!サイズ選びのポイントなど解説【リッチェル キャンピングキャリー】 – りおんのブログ@フレンチブルドッグ
ワンサイズ大きいものにすればよかった
移動の時だけでなく、室内でのクレートとして利用したり使い勝手は良いため、用途を考えてサイズを選ばれたほうがいいと思います。
わが家は耐荷重が5㎏のSサイズを選びましたが、災害時や病院などへの持ち運びを考えた場合は小さくてよいのですが、車の中に乗せて使うには狭くてかわいそうなので、ワンサイズ大きいものにすればよかったです。
そういえば、つつじよりも小さい子でしたが、保護団体さんが使用していたのはMサイズでした。
サイズ選びに失敗!リッチェル キャンピングキャリーは、クレートとしても便利 | つつじろぐ
サイズアップしてよかった
(前略)Sサイズでは5キロのワンちゃんまで使うことができるようになっていますが、正直もう窮屈そうです。中でお座りすることはできません。扉を閉めると、鼻の目の前にくる感じ。
(中略)でも、寝るときの姿勢を見ていると、窮屈そう。ひっくり返ってのびのび寝かせてあげたいなと思い、Mサイズに変更しました。Mサイズは、体重4キロのラビが寝ても十分手足が伸ばせる広さ。のんびり熟睡しているのを見ると、サイズアップしてよかったなと思います。
【レビュー】リッチェルキャンピングキャリーSからMにサイズアップ。大きさの比較。 – Rabistagram
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上記3つの引用は犬と一緒に暮らしている方の意見です。しかし、猫と暮らしている人にも当てはまることです。家族である猫、犬の快適度を最優先に考えるなら、やはり大きめのキャリーを購入するのがベターでしょう。
大きいキャリーは重い。持ち運びにくい…
とはいえ、「キャンピングキャリー ダブルドア」の Mサイズは重いです。持ち運びにくさを感じることもあります。
キャンピングキャリー(ダブルドア)は超小型犬、小型犬、猫用のキャリーです。サイズはSとMの2種類です。サイズは~5kg、Mサイズは~8kgの体重目安となっていますが、6kgのテトでもSサイズで問題なく使えています。
サイズ感は店頭でも実物を見て検討したのですが、Mだとやはり大きく感じました。収納場所、持ち運びやすさ辺りを考えると、できればSサイズを選びたいところです。
『リッチェッル キャンピングキャリー ダブルドア』を飼い猫と使ってみたら、通院に最適なキャリーだった!|ベンガル猫のテトとピノ
猫、犬の快適度でキャリーを選んだほうがいいとは言いました。とはいえ、上記のような意見があるのもわかります。
正直に告白します。僕も「持ち運びを優先して小さめのキャリーを買えばよかった」と考えたことはあります。「猫・犬の快適度」か、それとも「人間の利便性」か? どちらを優先させるか悩ましいところです。
ちなみに「猫、犬の快適度」「持ち運びの利便性」を考えるならペットカートも候補に入れてもいいかもしれません。ただ、キャリーケースよりも価格は高いです。
サイズ選びに悩んでいる方へ

最終的にどのサイズを選ぶかは貴方です。僕が強要できることではありません。しかし、人間の子供で考えると答えは出やすいでしょう。
人間の子供はすぐに大きくなる
小さな子供もすぐに大きくなります。足のサイズも変わります。何度も靴を買い替えるでしょう。洋服もすぐに小さくなります。少し大きめサイズを買います。
中学、高校の制服も少し大きめのサイズを購入するでしょう。制服は安くありません。卒業まで買い替えることは少ないです。入学するときはダボダボでも、卒業するときはピッタリになっています。
猫、犬もすぐに大きくなる
猫も犬もすぐに大きくなります。出会ったときは手のひらに収まる大きさでも、1年後には立派に成長します。人間の子供も窮屈は苦痛です。それは猫、犬にも同じことではないでしょうか?
お願いがあります。キャリーケースを購入するときは、愛猫、愛犬の未来を想像してみてください。1年後……2年後……その子はどのくらい成長していますか? 愛する家族を想えばキャリーのサイズ選びに迷うことはなくなるでしょう。
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