【獣医師に聞いた】『猫の健康診断』は毎年受けたほうがいいのか? / 尿検査は定期的に!

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我が子(猫)を愛しているからこそ「いつまでも健康で過ごしてほしい」、そう願う親は多いだろう。私も同じ想いだ。だからこそ愛猫フェンには、毎年『健康診断(全身検査)』を受けさせたほうがいいと考えている。とはいえフェンは大の病院嫌い。毎年となると、フェンの負担になるかもしれない。

フェンは以前マスクの紐を誤飲し、レントゲン撮影をしたことがある。その際、激しく抵抗したのか、病院中にフェンの雄叫びが響き渡った。待合室の人たちは、あまりの大声に驚いていた。私も驚いた。

そんなフェンに、健康診断を毎年受けさせるべきなのか? 親としてはとても不安がある。そこでフェンの担当獣医師に話を聞いてきた。

獣医師の回答

――健康診断(全身検査)は、毎年受けたほうがいいでしょうか?

獣医師「先天的な問題がないか、1年目に検査することはあります。ただ現時点で健康状態に問題がないのであれば、若いうちは頻繁に全身検査をやる必要はないと思います。猫は中齢(5~6歳)のあいだは問題が無いことが多いです」

――しいて言うなら「これはやったほうがいい」という検査はありますか?

獣医師「尿検査ですね。特発性膀胱炎や、尿結晶の問題は みなさん結構出ます。定期的に診てあげたほうが良いと思います。ただ前の検査で問題がなかったのであれば、そこまで頻繁にやる必要はないと思います。中齢以降になってからは、病気として腎不全などが出ていないか検査をしてあげたほうが良いと思います」

――尿検査をして、特発性膀胱炎や尿結晶が出た場合はどうしたらいいでしょうか?

獣医師「その場合は食事療法などで治療します。一旦治療したら、それを続けていれば まず再発することはありません」

――もし全身検査をするのあれば、何歳ごろにやればいいでしょうか?

獣医師「中齢(5~6歳)以降になってきてから、なにかしらの病気がないか検査をしてあげたほうが良いです。尿検査はたまに診てあげるといいでしょう」

――フェンは以前、レントゲン撮影だけで激しく抵抗しました。全身検査はできますか?

獣医師「おそらくこの子(フェン)の場合、鎮静剤が必要だと思います。あまり無理をさせてしまうと、鎮静剤も打てないぐらいに激しくなってしまうので。検査をする場合は早めに寝かせたほうが嫌な思いをさせず、本人は楽だと思います。嫌な思い出はトラウマとして残ってしまいますので」

――ありがとうございました。

備えは必要

フェンの担当獣医師の見解としては「健康に問題がないのであれば、若猫のうちは頻繁に全身検査をする必要はない」が、「尿検査は定期的にやったほうがよい」とのこと。

またフェンのように、検査時に暴れる猫の場合は「鎮静剤を用いて眠らせたほうがストレスが少ないだろう」との話だった。

中齢までは問題が起こることは少ないようだが、「万が一」が無いとは言い切れない。いずれにせよ『備え』は重要だと感じた。貯金だけでなく、保険なども検討する必要があるかもしれない。

執筆:Bobo
編集:Wakame

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