
慢性的な下痢のため、これまで除去食試験を続けていた愛猫フェン。
先日の受診で先生にオヤツの話をしたところ、再開の許可が。じつに42日ぶりにオヤツ再開です。
そこで再開にあたり「オヤツの出し方」と「再開後の愛猫の様子」を書いていきます。
オヤツの出し方
今回、オヤツの出し方には条件があります。
- 1種類
- 1日1回
- 少量
一種類で少量づつというのは、先生のアドバイス。1~2週間ぐらい様子を見ながら、 この出し方で食べてもらいます。再び下痢になったり総合栄養食を食べないようであれば、オヤツは中止です。
さて、久しぶりのオヤツに「いなば焼チキン チキンスープ味」をチョイス。量は10g前後です。
あっという間に完食。すごく集中して食べていました。フェンの満足そうな表情に、見ている私たちも嬉しくなりました。
オヤツ再開後、便は固形。ドライフードもしっかり
やわらかめの便をすることもありますが、あくまで固形便の範囲内。下痢にはなっていません。
またオヤツ再開にあたり、以前のようにオヤツしか食べなくなってしまうのではという不安がありました。ですがフェンは総合栄養食のドライフードも、しっかりと食べてくれています。
「オヤツを出さない」という選択肢もありました。ですが、オヤツ無しは私たちのせい。フェンのせいではありません。除去食試験中、ずっとドライフードで頑張るフェン。そんなフェンのいじらしい姿を見て、私たちの方が耐えられませんでした。オヤツは再開したばかり、まだまだ様子見です。
オヤツは “用法用量” を守って
楽しくおいしく食べてほしい。オヤツでコミュニケーションをとることもできます。ただし誤ったオヤツの出し方は、愛猫を苦しめる原因になることも。
本当なら失敗しなくてもよかったことです。もう同じ過ちは繰り返しません。失敗したからこそ、より身にしみています。
私たち人間も、好きなものはたくさん食べてしまうことがあります。それは猫も同じかもしれません。だからこそ、家族がキチンと調整する必要があります。
それでは素晴らしいオヤツライフを。