
一般的に、猫は避妊手術後に性格が変わると言われています。
- 甘えっ子になる
- 穏やかになる
- 言うことを聞くようになる
このような変化が見られることもあるようです。
我が家の愛猫フェンも、1ヶ月ほど前に避妊手術を受けました。避妊手術を受けた影響かどうか分かりませんが、少しだけ性格の変化を感じました。
そこで今回、「避妊手術にあらわれた、愛猫の“3つ”の性格の変化」をお伝えします。
手術前の性格は『ギラギラ系』
フェンはもともとギラギラ系です。『ギラギラ』というのは、病院で先生がおっしゃっていた言葉です。おそらく…
- 簡単には触れさせてくれない
- やる気満々
- 闘争心が強い
このような意味だと、私は解釈しました。
手術を受けてから約2週間。フェンの性格に、これといった変化は感じられませんでした。ですがその後、少しづつ変化がでてきました。
(1)甘える仕草をするように
1つめの変化、それは「以前よりも甘えるようになった」こと。
フェンの頭に触れると「グルルッ」と声をだすように。その際、手のひらに頭を強く擦りつけてくれます。
手術前も、多少は甘えてくれることもありました。ですが声を出したり、頭を擦り付けるような仕草はほとんどありませんでした。
(2)大きな声で私たちを呼ぶ
2つめの変化は「大きな声で私たちを呼ぶ」こと。
避妊手術前に大きな声を出していたのは、発情期のときくらい。それ以外、あまり大きな声を出すことはありませんでした。
また呼ぶときは、私たちのどちらかが、
- 出かけている
- トイレに入っている
- 寝ている
ということが多いです。
さらに呼びながら、寝室のドア、トイレのドアを開けようとすることもあります。たまに開けてしまうことも。ドアノブを激しく「ガシャガシャ!」とやるので、フェンが怪我をしないか心配になります。
▼扉を開けるフェン
(3)獣医師に対して友好的に
3つめに感じた変化は「動物病院の先生に対し、友好的になった」こと。
避妊手術前は、先生が触れようとすると「シャーッ」と激怒。先生が、頭や身体を撫でることはできませんでした。レントゲンを撮ろうものなら、病院中にフェンの怒りの雄叫びが響いていました。
しかし手術後、先生が触れてもフェンは抵抗しませんでした。それどころか、先生の手をぺろぺろと舐めていました。フェンの中で、先生と友好条約が締結されたのかもしれません。今後の診察が、おだやかであることを期待しています。
おわりに
避妊手術を受けたフェンは、以前よりも甘えるようになったと感じています。
もともとフェンは、ギラギラ系の性格。手術を受けたことで“甘さ”が加わり、『甘ギラ系』になりました。(甘える + ギラギラ = 甘ギラ系)
「3つの変化」全てが、避妊手術の影響なのかは分かりません。ですが、1つだけハッキリしていることが。それは「フェンが手術を頑張った」ということ。
フェンのための避妊手術ではありました。ですが私たちが「人間都合」で進めた手術ともいえます。
フェンの性格の変化は、フェンが頑張った“証”です。また、手術をすると決めた私の“責任”でもあります。私はフェンの親として、この『責任』を強く胸に刻んでおきます。