猫と車で移動するときの“揺れ対策”
猫と車で移動することは、珍しいことではないと思います。
先日、フェンが避妊手術を受けました。この日はフェンの体の負担を考え、タクシーで帰宅。
フェンが入ったキャリーケース(以下、キャリーと記載)を、私の膝の上に乗せていました。カーブに差し掛かり、ふとキャリー内を見てみると…。車体の傾きに合わせ、フェンがキャリー内で転がりそうになっていました。
そこで、今後のために「猫と車で移動するときの揺れ対策」を考えました。
原因は大きいキャリーケース
なぜフェンがキャリーの中で揺さぶられてしまったのか。その原因は「フェンの小さい身体に対し、キャリーのサイズが大きかった」ためだと考えています。
大きめの小型犬や、5kg以上の大きい猫が使うようなキャリーです。フェンは3.6kgと小柄なため、このキャリーは空間に余裕があります。
フェンの身体に合わせた小さいサイズのキャリーであれば、空間も狭くなります。それならフェンも、中で揺さぶられなかったかもしれません。
つまり大きいキャリーでも中の空間が狭くなれば、揺さぶられにくくなるはずです。
猫ベッドを入れて中を狭く
そこで大きいキャリー内の空間を狭くする対策として、「猫用ベッドを入れる」ことを思いつきました。
▼普段フェンが使っているベッドを、キャリーの中へ。
▼入れる前と比べると、空間が狭くなっています。
▼ベッドの膨らみが、フェンを両サイドから包み込んでいます。
これなら前後左右に揺れても、激しく揺さぶられることはないでしょう。車のサイドエアバッグのようなイメージです。
猫ベッドが無いときは
猫ベッドが無い場合もあるかと思います。そんなときは、
- タオルをたくさん詰め込む
- 厚手の毛布を入れる
- 服を大量に詰め込む
このような方法で代用できるかと思います。
おわりに
あまり車に乗る機会がないため、ついウッカリしてしまった揺れ対策。普段フェンとの移動手段は、電車か徒歩です。そのため車体の揺れ、傾き、遠心力の強さを想定できませんでした。
小さいキャリーであれば、中の空間も狭くなります。それなら揺れも軽減されたかもしれません。ですが快適さは損なわれてしまいます。快適さをできるだけ損なわないために、大きいサイズのキャリーを購入しました。しかし今回は、それが裏目に…。
今回のことを教訓に、今後はしっかりと対策をとりたいと思います。