「薬飲ませるの難しい!」獣医師に聞いた《猫の口の開け方》のコツ

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猫に薬(錠剤)を飲ませるとき、苦戦することが多いのではないでしょうか。口の開け方ひとつとっても、なかなか獣医師のように手際よくいかないものです。私もフェンに薬を飲ませるときは、苦戦していました。

そこで先日、かかりつけの病院で『猫の口を開けるときのコツ』を教えていただきました。その結果、素人の私でもフェンの口をすんなり開けられるように。薬もスムーズに飲ませることができるようになりました。

ここでは『猫の口を開けるときのコツ』について書いていきます。

開けるときのポイントは2つ

先生のお手本と、ネット情報を参考にした私の開け方は、似て非なるもの。同じような動作に見えても、細かい部分が違いました。そして、その細かい部分こそが「口を開けるときのコツ」でした。

以下は先生から教えていただいた内容に、私の解釈を加えたものです。

  1. 口を開ける時は「首を支点」にするような感じ
  2. 開けるときのイメージは「気道確保」

では、口の開け方を画像で解説していきます。

口の開け方

STEP 1「頬骨の下のくぼみを掴む」

頬骨の下のくぼみを掴みます。

STEP 2「頭を軽く持ち上げながら、後ろに倒す」

首を支点にして、頭を軽く持ち上げながら、後ろに倒します。 上顎を開けるわけではありません。気道確保のイメージです。

・・・

頭を軽く持ち上げながら後ろに倒すと、口が半開きになります。

STEP 3「半開きになったら、下顎を軽く押し開ける」

半開きになったら、下顎を軽く押し開けます。

ちなみにフェンの場合、下顎を開こうとすると力を入れて軽く抵抗します。そういう場合は顎に負担がかからないような力加減で、ちょっと強めに押し開けます。

フェンの口を開けることに慣れていないときは、顎を支点にしてしまいがちでした。たしかに顎を支点にしても口を開けることはできます。ですが、これでは前を向いた状態で口が開くため、薬が飲ませづらくなります。

STEP 4「喉の入り口に、そっと薬を落とす」

良い角度で口が開くと、ほぼ真上から喉の入り口が見える状態になります。

あとはそこに薬をそっと落とします。口を閉じてあげると、すんなりと飲み込んでくれるはずです。

フェンの口を上手く開けられなかったときは、何度も薬を吐き出させてしまいました。口を開けていても角度が悪かったこと、薬を置く位置が悪かったことが原因だと考えられます。

全ての動作で、絶対に無理な力を加えないように気をつけてください。優しく、です。

開け方まとめ

【まとめ】口の開け方~薬の飲ませ方
  • STEP 1
    頬骨の下のくぼみを掴む
  • STEP 2
    頭を軽く持ち上げながら、後ろに倒す

    → 口が半開きになる

  • STEP 3
    半開きになったら、下顎を軽く押し開ける

    → 喉の入口が見える状態になる

  • STEP 4
    喉の入り口に、そっと薬(錠剤)を落とす

    → 口を閉じて、薬を飲み込ませる

先生からの直接指導は分かりやすく、コツや感覚が掴みやすかったです。おかげで手際よく薬を飲ませることができるようになりました。その結果、フェンの抵抗も大分減りました。

また慣れないうちは、可能であれば「口を開ける人」と「薬を飲ませる人」で分担するとやりやすいと思います。もし1人でやるしかない場合は、猫に無理させないように、人間も頑張りすぎないように。

いずれにせよ、猫の口を開けることに慣れておけば、今後いざというとき役に立つと思います。例えば、口の中をお手入れしたいときや、何かを食べてしまったときなどです。

普段からスキンシップを兼ねて、愛猫の口を開ける練習をしてみてはいかがでしょうか。