【猫の避妊手術】メリット・デメリットは? → 病気リスク軽減、問題行動が減る /「人間都合」という考え方は拭えないがメリットを感じる

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一般的に、病気ではない人間が睾丸や子宮を切除する場合「人間としての倫理観」が問われます。例えばアンジェリーナ・ジョリーさんの一件に対する世間の反応からも知ることができます。にもかかわらず、なぜ猫の避妊去勢手術に対して「生物としての倫理観」が問われないのか。私はずっと疑問を感じています。おそらく答えが出ることはないでしょう。

――今月フェンは、避妊手術を受けます。正直、抵抗を感じています。猫の避妊手術は「本来『あるべきもの』を取り除く行為」だと考えているためです。病気で切除するのであれば割り切れたと思いますが、そうではありません。「人間都合」という考えが拭えずにいます。

そこで改めて、私なりに『猫の避妊手術のメリット・デメリット』を考えてみました。

【メリット 1】病気のリスクが下がる

・乳腺の病気

フェンのかかりつけの獣医師によると、避妊手術をしない雌猫が乳腺の病気にかかる確率は高いとのことです。マイナビニュースの記事で、以下の記載がありました。

猫の乳腺にできるしこりは9割が悪性の乳がんだと言われています。猫の乳がんは転移、再発率が高いため、早期に発見して手術をしても予後が悪い病気です。

ある研究では避妊手術を受けていない猫は、避妊手術を受けた猫と比較して7倍乳がんにかかる可能性が高いと報告されています。

[引用]猫の避妊手術・去勢手術のメリットとデメリット | マイナビニュース

・子宮蓄膿症

子宮蓄膿症とは、子宮に膿が溜まってしまう病気です。

かかりつけの獣医師の話によると、外に出ない雌猫の場合、避妊手術をしていなくても子宮蓄膿症になる確率はかなり低いとのこと。

猫は交尾によって排卵し、その際「黄体形成」されます。この「黄体形成の有無」で発症のリスクが変わるそうです。つまり外に出ない雌猫は交尾による黄体形成がないため、病気になる確率が低いというわけです。

ですが別の問題や病気のリスクを考えたとき、「発症リスクが低い」ことは手術をしない理由にはなりません。

【メリット 2】発情中の問題行動がなくなる

・大声で叫ぶ

発情期のフェンは、大きな声で叫んでいます。「グワー!ゴワー!」と、まるでデスボイスのような凄いシャウトです。

例えるなら、ARCH ENEMY(アーチエネミー)のボーカル、アンジェラ・ゴソウのような声です。

ARCH ENEMY – War Eternal (OFFICIAL VIDEO)
ARCH ENEMY – War Eternal (OFFICIAL VIDEO)

【デメリット】発情期限定の仕草が見られない

・甘えなくなる

発情中のフェンは、いつもより甘えてくれます。可愛いくてたまりません。それが見られなくなるのは残念です。もちろん、甘えてくれなくなるから避妊手術をためらっているわけではありませんが、私にとってはデメリットと言えます。

【追記:2019年8月3日】避妊手術後のフェンは、術前よりも甘えるようになったような気がします。

愛猫の健やかな一生考えて……

避妊手術に対して「仕方がない」とか「みんなやっている」と割り切ることもしたくありません。それは私自身、気持ちを楽にする『逃げ』だと思うのです。手術をさせたくないという気持ちは拭えませんが、フェンの健やかな一生を考えると、手術をするという答えになります。

「自分の都合でフェンの“本来あるべきもの”を切除した」という罪悪感を背負って生きる、それはただ罪悪感にのみこまれるということではありません。この事実を受け入れ、フェンに対し責任と愛情をもって共に生きていきます。

【追記:2019年5月31日】先日、フェンが避妊手術を受けました。以下、当日の概要です。